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【人気のチキンをレンジアップで手軽に提供】商品開発と販路拡大支援を実施

株式会社ILBO

企業紹介
「日常に’’からり’’な時間を。」 イルボチキンはお昼にカフェ使いでママ友と思いっきりおしゃべりしたり、 お仕事帰りにふらっと入って、からあげとビールので息抜きしたり、 いつでもリフレッシュできる寄り道スポット。 昼も夜も「気持ちをからりと上げる、元気になる」お店として、神戸市内を中心に3店舗を 展開しているチキン専門店です。
プロジェクト期間
2022年2月〜 約6ヶ月間
課題
①レンジアップで美味しく食べられるチキンの商品開発ノウハウがない ②チキンを製造するための冷凍設備のノウハウがない ③冷凍食品を販売するための食品表示のノウハウがない ④冷凍自販機での販路開拓を伴走できるパートナーを探している
支援内容
冷凍プロデュース/設備許認可/冷凍実験/食品表示/営業ツール整備/販路開拓支援
成果
冷凍食品の開発と製造設備の導入をスムーズに実施。また、冷凍自販機への商品供給や今後冷凍自販機のFCパッケージ展開を予定。
プロジェクト前の課題

コロナ禍による既存店舗の売上が不安定になり、冷凍自販機を活用した販路拡大策を検討するもノウハウの不足が課題。

イルボチキンは神戸市内を中心に路面への店舗出店を行ってきました。しかし、コロナ禍による営業時間の短縮や感染対策によるコスト増などから、雇用と売上の安定が難しくなっており、打開策を模索していました。

すでにデリバリーなど、新たな需要はある程度一定ありましたが、店舗運営がベースにしあったため、営業時間の課題や将来性は不透明です。この打破するためには「新たなビジネスモデルの構築が必要」と考え、日々様々な情報を収集していました。

その中で、冷凍自販機のような店舗以外での売り上げを新たに作る手段を見つけました。さらに調べていくと、急速凍結機を導入することで小規模でも製造から販売までができるという情報を知り、今後の新たな柱とすべく事業展開をスタートしました。
株式会社えだまめの支援

冷凍化する商品はすでにあるが、品質を保てるのかが課題

チキン専門店として冷凍化する商品はありました。しかし、「レンジアップ商品として商品品質を保てるか」が一番の課題でした。 そこで、システム冷凍の考えを事前にレクチャーいただき

①複数パターンでの冷凍・解凍・調理を比較検証
②揚げ時間と調理時間の様々なパターンの検証 を行い、最終的に一番美味しくなる方法に辿り着きました。

冷凍自販機を活用した販路開拓施策

冷凍自販機を導入することは決定していましたが、最適なロケーションや営業方法、目標設定や条件交渉などは初めてのことでした。そのため、えだまめ社に伴走をしてもらいながら、駅や駐車場などの空いたスペースなどへ設置提案を行い、無事に販売開始に至りました。
成果

冷凍事業への参入から半年間で関西圏に複数台の冷凍自販機を設置

冷凍事業への検討から機材設備や商品開発の実験などを行い、鉄道駅や繁華街コインパーキングの中に自社の冷凍自販機を設置することができました。

今後は、現在の関西圏内だけでなく関東や全国への直営冷凍自販機の設置拡大を図っていきたいと考えています。また、同じ志を持っている地元の外食・食品企業とパートナーを組み、ご当地食品の冷凍自販機としてFCパッケージでの展開も計画しています。
お客様の声

売上拡大に向けた一貫した支援によって新たな事業モデルのベースを確立

店内で提供するチキンを冷凍食品として提供するということに、当初は「本当に美味しいものが提供できるのか」や「小規模な設備でも商品製造ができるのか」と不安も多くありました。

しかし、システム冷凍の考え方や具体的な方法を検証実験を通して、納得しながら正しい方法を見つけることができ、美味しい商品の開発に至ることができました。

また、完成した商品の販売先や展開方法に関しても多くのアドバイスをいただき、今後のFC展開も含め、自社製品に限らず地域の商品とコラボすることで地域貢献につなげていけると確信しています。