「おいしい冷凍研究所」は冷凍食品ビジネスに特化した
株式会社えだまめが運営するサービスサイトです

独自のこだわりの仕入れで全国から高級鮮魚、天然活魚を取り扱う同社。日持ちのしない高級魚を凍結、解凍してすぐに使える状態で提供したい。

株式会社アルティマイス

企業紹介
「究極の職人集団としてお客様と向き合う」をモットーに、こだわりの仕入れルートで全国から高級鮮魚、天然活魚を仕入れ、寿司屋・割烹・フレンチなどを販売する株式会社アルティマイス。取引先は、飲食店から高級ホテル・百貨店まで幅広く、豊富な品揃えと品質は高い評価を得ています。
プロジェクト期間
2020年6月〜 約1年半
課題
① 高級鮮魚、活魚の質を維持した凍結と解凍 ② 凍結機材の選定 ③ 資金的な要件
支援内容
機材選定/冷凍実験/補助金申請支援
成果
ものづくり補助金の申請支援および適正な急速凍結機の選定による鮮魚凍結事業の開始。
プロジェクト前の課題

日持ちの悪い魚介類を日持ちさせたい

株式会社アルティマイスは、こだわりの仕入れルートで仕入れた、高額帯の魚介類をハイクラスの寿司屋・割烹・フレンチ、高級ホテルなどへ卸しています。」しかし、魚介類は日持ちが悪く、だいたい1日しか美味しい状態を保てません。そのため、せっかくの魚介類も、仕入と販売のタイミングが一致しないとロスにつながっていました。

そこで、えだまめ社には凍結してできるだけ「仕入れたままの状態」を維持し、使いたい時に解凍すれば新鮮な状態で使用できる凍結機材の選定を依頼。また、機材購入にかかるファイナンスとして、補助金申請の支援をお願いしました。
株式会社えだまめの支援

ものづくり補助金の活用と適切な急速凍結機の選定

お客様からは「どのような魚介類を、どのような形状で」「一日にどのくらい凍結するか」というおおよその計画をお伺いし、適切な急速凍結を選定を行いました。また、お客様はそのほかにも多くの凍結機を比較検討しておられましたので、えだまめ社から各種凍結機の特徴についても中立的立場をとって説明いたしました。そして、最終的にはえだまめ社の方で機材の選定を実施するに至りました。

さらに、冷凍機はたいへん高額なため、購入資金のファイナンスとして「ものづくり補助金」申請の支援もあわせて行いました。

加工場拡張による追加の凍結機購入と凍結実験

客様は無事に急速凍結機を導入。冷凍対応の事業を拡大されましたが「手狭になった鮮魚加工場を拡張するために追加で凍結機の購入を検討している」とご連絡いただきました。前回は作業の効率性を重視して、冷凍機材にエアブラスト方式を選定しました。

しかし、今回の場合はブライン方式にも捨てがたいメリットがあるため「ブラインによる凍結実験を実施してはどうか」と検討をアドバイスを行いました。
成果

拡張した新加工場にブラスト・ブライン両方式を導入、魚介の種類に応じた凍結処理が可能に。

加工場を大きく拡張したことで、急速凍結機も複数台設置できる環境となりました。その結果、魚種や作業性などでそれぞれメリットのあるエアブラスト方式とブライン方式の両方の凍結機を選択しながらより良い商品加工ができるようになりました。

そのため、幅広い魚種を扱うアルティマイス様においては、今さらにお客様に質の高い冷凍高級魚を提供できる環境が整ったと思います。
お客様の声

多種類の高級鮮魚を新鮮な状態で保存・提供可能に!

えだまめ社には、最初の凍結方法や機材の選定から購入の時の的確なアドバイスでサポートいただきました。さらに、機器購入にかかる費用に対して補助金申請のサポートを依頼した点もスムーズな支援をいただきました。また、課題であった高級魚の凍結提供も無事に開始することができました。

さらに、加工場の拡張における追加の凍結機導入についても、初回と同じ機材を単に薦めるだけではなく、弊社の幅広い取り扱いの魚種を考慮し、多くの魚種で品質の高い凍結ができるように、別の凍結方法を提案してくださいました。けっして安くないコストがかかることに配慮して、納得がいくように凍結実験も対応してもらい、最終的に安心して購入を決めることができました。

おかげさまで、お客様からのご要望にも今まで以上にお応えすることができるようになりました。