ウナギの養殖・加工場の建設。日本ウナギに匹敵する美味しいウナギを安価で提供するためウナギの養殖・加工場の建設
株式会社ジースリー
- 企業紹介
- 国産ウナギに味が近い種の養殖に日本で初めて成功した同社。大規模な太陽光発電事業を行っていた技術を活用して、高騰が続くウナギを以前のように手が届き易い価格で食することができるようにウナギの養殖事業と加工・冷凍事業の開発に取組んでいる。
- プロジェクト期間
- 2021年6月〜 約1年2か月
- 課題
- ① 養殖ウナギの加工場への加工および凍結設備の導入 ② ものつくり補助金申請支援
- 支援内容
- 機材選定/補助金申請支援
- 成果
- 補助金の採択、機材購入、ウナギ加工場の完成
プロジェクト前の課題
養殖ウナギの加工・冷凍処理の設備投資とファイナンスとしての補助金活用
「串打ち3年、割き8年、焼き一生」と言われるほど高い技術力が要求されるウナギの加工を、いかに職人の手をかけずに職人と同水準の品質を保つ加工を行うか。そのための機材選定と、仮に高水準な加工が達成できた場合、その品質を維持する冷凍設備の選定が重要であった。また高額になることが予想された設備投資のファイナンスも考える必要があった。株式会社えだまめの支援
機材の選定
割き、焼き、蒸しなどのデリケートな加工を経て来たウナギを、限りなくその時の形状・状態を維持して美味しさも再現するために、エアブラスト方式の凍結機を提案しました。特に、素材に優しい、品質の高いエアブラスト凍結をする必要があったために3Dフリーザーを提案しました。補助金の申請支援
事業再構築補助金の活用を希望していたが、堅実な経営をしていたため売上減少要件に該当しなかったために、代わりにものづくり補助金の活用を提案。えだまめ社提携先のパートナーとともに申請支援を行い、採択に至りました。お客様の声
お陰様で補助金も採択され、希望していた機材も一式そろえることが出来て、ウナギ加工場を無事にスタートすることが出来ました。
えだまめ社には、凍結機の選定だけではなく、加工に必要なその他の機材の選定や、加工の工程でなるべく人手をかけずに行うために、網のサイズの確認など大変細かいところまで気を使っていただき支援してもらえました。これで美味しいウナギをリーズナブルに提供できる事業計画を達成することができると思います。