ゆず(柚子)を冷凍・保存・解凍調理する方法
ゆずの基本
ゆずには、カリウムやビタミンC、クエン酸が豊富に含まれています。風邪の予防や疲労回復、美肌に効果があるといわれています。果皮には活性酸素の動きを阻止する成分も含まれており、老化防止に役立つとされています。
実にハリがあるもの、ヘタの切り口が新しく変色していないもの、よい香りがしているものがよいゆずとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
黄色く熟した黄ゆずの旬は11~1月、熟す前の青ゆずの旬は8~9月とされています。
ゆずは酵素反応が少ないため、生の状態で冷凍をした後、凍ったままきざんだりして使うことができます。しぼり汁を使いたい場合は、流水で半解凍してしぼるとよいでしょう。
ゆずを使った食品の冷凍方法
生ゆず
袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
凍ったまますりおろしたり刻んだりして使う。
生しぼり汁
しぼった汁を袋に入れて脱気包装をして冷凍。
解凍する場合は、流水解凍を行うか、凍ったまま加熱調理に使う。
野菜の冷凍・保存・解凍について、もっと詳しく知るには?
野菜は冷凍をすると、水分を維持する機能が失われてしまうため、食感が落ちてしまいやすい食品です。
葉物、根菜、いもなど野菜の種類に合わせた急速冷凍・保存・解凍の方法を詳しく紹介します。
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執筆・監修
鈴木徹
冷凍科学技術
冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。