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とうがんを冷凍・保存・解凍調理する方法

とうがんの基本


とうがんの成分のほとんどが水分で、栄養価は低く、低カロリーですが、他の野菜と比較して多く含まれているのがカリウムです。カリウムには利尿作用があり、むくみやだるさの解消に役立つといわれています。
 
ずっしりとした重みがあり、皮の表面に粉をふいているものは完熟したとうがんとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
旬は7~9月とされています。漢字では冬瓜と書くので、冬が旬だと思われがちですが、保存性に優れており、丸のまま冷暗所に置いておけば冬までもつことから、この名前がついたといわれています。
 
とうがんは水分が多い野菜のため、冷凍・解凍をすると食感が悪くなってしまいます。また、解凍時に酵素反応が起こると色が変化してしまいます。
そのため、生のとうがんは細かくカットして冷凍し、凍ったまま加熱をするようにしましょう。
 
加熱済みのとうがんを冷凍した場合は、酵素反応が失活している、もしくは酵素反応が抑えられた状態なので、色の変化を抑えたまま冷凍できます。煮たり炒めたりしておくことで、あらかじめ食感を変化させておけば、冷凍・解凍後の食感の変化もさほど気になりません。
加熱済みのとうがんを冷凍すると、凍ったまますり下ろしたり、フードプロセッサーにかけたりすることで、そのままソースやスープとしても使えます。

とうがんを使った食品の冷凍方法


カットした生とうがん


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍時の酵素反応による色や食感の変化を防ぐため、凍ったまま加熱調理に使う。
 

とうがんの漬物


薄切りにしたとうがんに調味料で味をつけておく。
水分を絞ったうえで、袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍。
水分を軽く絞って食べる。
 

加熱済みのカットとうがん


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。
凍ったまま加熱し煮物や炒め物に使える。
凍ったまますり下ろすか、フードプロセッサーにかければ加熱することなくソースやスープとして活用できる。
 

炒め物、煮物


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。
 

加熱済みとうがんソース、スープ


袋に入れて脱気包装をする。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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執筆・監修

鈴木徹

冷凍科学技術

冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。