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しめじ(ぶなしめじ)を冷凍・保存・解凍調理する方法

しめじの基本


しめじはビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸などを含んでいるほか、食物繊維が豊富です。食物繊維は、便秘の解消やコレステロール値の低下に効果があるといわれています。
 
かさが小ぶりで開き過ぎず、ハリと弾力があるものが、よいしめじとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
しめじの旬は9~10月とされていますが、人工栽培されているため、通年出回っています。
 
しめじは冷凍・解凍してもさほど色や食感が変わりにくい性質をもっています。
生のしめじを冷凍した場合は、凍ったまま加熱をすれば、調理をする際に便利に使えます。
石突をとってバラバラにして冷凍していると使いやすいでしょう。
また、冷凍によって組織が損傷するとうま味成分が染み出しやすくなるため、汁物や煮物などに入れれば、しめじのうま味を感じやすくなります。
 
茹でたり炒めたりした加熱済みのしめじは、酵素が失活しており、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。

しめじを使った食品の冷凍方法


生しめじ


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
凍ったまま加熱調理に使う。
 

炒め物、煮物、揚げ物


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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執筆・監修

鈴木徹

冷凍科学技術

冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。