海ぶどうを冷凍・保存・解凍調理する方法
海ぶどうの基本
「グリーンキャビア」とも呼ばれる海ぶどうは、沖縄では古くから食されてきた食材です。冷蔵庫で保存すると萎んでしまうため、常温で保存され、食用にされます。
定番はそのまま味わいますが、しょうゆや三杯酢をタレのように浸して食べることもあります。しかし、調味液に長く浸すと、粒状の部分が萎んでしまいます。
日本では南西諸島に生息しているため、沖縄県や鹿児島県では養殖も盛んに行われています。
海ぶどうの旬は初夏だといわれていますが、近年では天然ものの収穫が難しくなっており、出荷時期を選ばない養殖ものが流通量の大半を占めています。
海ぶどうを使った食品の冷凍方法
生の海ぶどう
※注意※
海ぶどうを冷凍すると、粒の部分の食感はある程度残りますが、茎の部分が柔らかくなってしまいます。
粒のみを味わう場合は、冷凍に耐えられますが、茎の食感も必要な場合は冷凍保存を避けたほうがよいでしょう。
冷凍保存する場合は、水を張った容器の中に海ぶどうを漬け込み、そのまま冷凍。
解凍する場合は、氷ごと水の中に入れて解凍(氷水解凍)。
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執筆・監修
おいしい冷凍研究所 編集部
株式会社えだまめ