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西洋なし(ラ・フランスほか)を冷凍・保存・解凍調理する方法

甘みや香りが強く、とろけるような舌触りの西洋なし(ラ・フランスほか)は、果肉が柔らかくスプーンでも食べられる、熟した食感が魅力です。本記事では急速冷凍した西洋なしを活用する方法を解説します。

西洋なしの基本

西洋なしには水分と食物繊維が豊富で、便秘解消に効果があるといわれています。ソルビトールはのどの炎症に、アスパラギン酸は疲労回復に、プロテアーゼは消化促進に効果があるといわれています。
 
持った時に重いものがよい西洋なしで、軸が茶色く乾燥していて周りを押すとやわらかさを感じるものが、食べごろとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
西洋なしの旬は9~12月とされており、山形県で主に生産されています。
 
西洋なしは加熱なしで冷凍すると、冷凍保存中に色が変色することがあります。色の変色が気にならない場合は、凍ったまますりおろしたり、加熱調理に使ったりします。
 
冷凍前にすり下ろしてピューレ状にしておけば、冷凍しても色の変色はさほど気にならないでしょう。
 
加熱済みの西洋なしは、酵素が失活しており、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。凍ったままフードプロセッサーなどにかけることで、加熱なしでソースとしても使うことができます。

 
 

西洋なしを使った食品の冷凍方法

生ピューレ

できたピューレを袋に入れて脱気包装をして冷凍。
解凍する場合は、流水解凍を行うか、凍ったまま加熱調理に使う。
 

焼き物、コンポート

袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。
 

ジャム

袋に入れて脱気包装をする。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

 
 

果物を使ったケーキ・デザートの冷凍・保存・解凍について

果物・フルーツは、生の状態で凍らせると解凍時に食感が維持できず、ドリップが出て水っぽくなってしまうことがあり、注意が必要です。
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