「おいしい冷凍研究所」は冷凍食品ビジネスに特化した
株式会社えだまめが運営するサービスサイトです

オレンジを冷凍・保存・解凍調理する方法

オレンジの基本


オレンジにはビタミンCが豊富に含まれており、風邪予防に効果があるといわれています。さらにカロテンも豊富なので、美肌や便秘解消にも効くとされています。また、クエン酸も多く、疲労回復効果も期待できます。
 
皮が鮮やかなオレンジ色をしており、ハリとツヤがあるもの、軸が残っているもの、ずっしりと重量感があるものがよいオレンジとされています。この状態がよいものを食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
オレンジの旬は6~7月とされており、和歌山県で主に収穫されています。
 
また、オレンジは生のまま冷凍すると、解凍時に食感が悪くなってしまいます。凍ったまま食べる分には問題ありませんし、凍ったまますり下ろしてピューレにしたり、加熱調理に使ったりすれば、食感は気にならないでしょう。
 
加熱済みのオレンジは、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。凍ったままフードプロセッサーなどにかけることでピューレやソースにしたりして使うことができます。

オレンジを使った食品の冷凍方法


生オレンジ


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍すると弾力が失われるため、凍ったまま食べるか、すりおろして使う。半解凍の状態でカットして調理に使ってもよい。
加熱する場合は、凍ったまま調理する。
 

生ピューレ


できたピューレを袋に入れて脱気包装をして冷凍。
解凍する場合は、流水解凍を行うか、凍ったまま加熱調理に使う。
 

焼きオレンジ、コンポート


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。
 

ジャム


袋に入れて脱気包装をする。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

果物を使ったケーキ・デザートの冷凍・保存・解凍について


果物・フルーツは、生の状態で凍らせると解凍時に食感が維持できず、ドリップが出て水っぽくなってしまうことがあり、注意が必要です。
果物を使ったケーキやデザートの急速冷凍・保存・解凍の方法を紹介します。
【関連記事】フルーツに注意|ケーキ・デザート類の冷凍・解凍・保存方法