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まつたけ(松茸)を冷凍・保存・解凍調理する方法

まつたけの基本


まつたけはビタミンB2、エルゴステロール、ナイアシン、カリウムが多く含まれています。また、豊富に含まれているβ-グルカンには、抗腫瘍作用があるといわれています。
 
軸が太くしっかりしていて、かさが開いていないものがよいまつたけとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
まつたけの旬は10~11月とされています。国内産は年々減っており、韓国や中国からの輸入物が増えています。
 
まつたけは冷凍・解凍してもさほど色や食感が変わりにくい性質をもっています。
生のまつたけを冷凍した場合は、凍ったまま加熱をすれば、調理をする際に便利に使えます。
また、冷凍によって組織が損傷するとうま味成分が染み出しやすくなるため、汁物や煮物などに入れれば、まつたけのうま味を感じやすくなります。
 
茹でたり炒めたりした加熱済みのまつたけは、酵素が失活しており、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。

まつたけを使った食品の冷凍方法


生まつたけ


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
凍ったまま加熱調理に使う。
 

炒め物、煮物、揚げ物


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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執筆・監修

鈴木徹

冷凍科学技術

冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。