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レタスを冷凍・保存・解凍調理する方法

レタスの基本


レタスの約95%は水分で、ビタミンC、E、カロテン、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛などを含んでいます。茎を切ると白い乳状の液体が出ますが、これはサポニン様物質です。食欲を増進し、肝臓や腎臓の機能を高めるといわれています。
 
葉にハリがあってみずみずしいもの、芯が小さくて葉がぎっしりとつまっていないものがよいレタスとされています。この状態がよいときに食べたり、調理をして冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
レタスの旬は4~9 月とされています。ハウス栽培等が行われており、通年出回っています。
 
また、レタスは加熱なしで冷凍すると、解凍時にはシャキシャキ感が失われて柔らかくなり、食感が悪くなってしまうので注意しましょう。基本的には加熱調理をして食感が変わったものを冷凍します。
 
茹でたり炒めたりしたレタスは、酵素反応が失活しており、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。
ただし、生のレタスを加熱調理した場合に比べ、シャキシャキした食感が失われてしまうことには注意しておきましょう。

レタスを使った食品の冷凍方法


生ペースト


酵素反応を抑えるために、調味料で味をつけておく。
できたペーストを袋に入れて脱気包装をして冷凍。
解凍する場合は、流水解凍を行うか、凍ったまま加熱調理に使う。
 

炒め物、煮物


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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野菜は冷凍をすると、水分を維持する機能が失われてしまうため、食感が落ちてしまいやすい食品です。
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執筆・監修

鈴木徹

冷凍科学技術

冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。