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みょうがを冷凍・保存・解凍調理する方法

みょうがの基本


みょうがにはカルシウムやカリムが含まれているほか、香り成分のアルファピネンも豊富です。アルファピネンには、食欲増進、消化促進、血行促進、発汗作用といった効果があるといわれています。
 
傷がなく締まっており、つぼみが見えていないものがよいみょうがとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
 
みょうがの旬は6~10月、若い茎を軟白栽培して少しだけ日に当てて赤みをつけたみょうがたけは3~5月とされています。
 
みょうがは酵素反応が少ないため、生の状態で冷凍をした後、凍ったままきざんだり、加熱したりして使うほか、解凍しても使えます。
ただし、冷凍・解凍によりみょうがの細胞膜が壊れて、水分が流出し、柔らかくなってしまう点には注意しましょう。冷凍前に刻むか、凍ったまま刻めば、さほど食感の変化が気にならずにすみます。
 
茹でたり炒めたりした加熱済みのみょうがは、酵素が失活しており、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。

みょうがを使った食品の冷凍方法


生みょうが


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
凍ったまま刻んだり、加熱調理をしたりして使う。
流水解凍や自然解凍をしてそのまま使ってもよい。
 

炒め物、煮物


袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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執筆・監修

鈴木徹

冷凍科学技術

冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。