カリフラワーを冷凍・保存・解凍調理する方法

カリフラワーの基本

カリフラワーには、アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネートが含まれており、免疫機能を高めて、がんの発生を抑える効果があるといわれています。また、つぼみの部分だけでなく、茎の部分にもビタミンCが豊富に含まれています。
 
白いつぼみがぎっしりつまって盛り上がっているものがよいカリフラワーとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
また、カリフラワーは新鮮なうちは生食をすることもできます。その際には、変色や斑点がないものを、できるだけ早めに使いましょう。
 
カリフラワーの旬は11～3月とされていますが、幅広い地域で生産されているため、通年出回っています。
 
生のカリフラワーを冷凍して解凍すると、酵素反応によって色が変化したり実の弾力がなくなったりしてしまいます。
そのため、生のカリフラワーを冷凍した場合は、凍ったまま加熱をするようにしましょう。
また、生のまま冷凍をすると、保存中に白い部分の色が変色することがあります。変色を防ぐためには、あらかじめ硬めに茹でるなど、加熱をして酵素を失活させておきましょう。
 
茹でたり炒めたりした加熱済みカリフラワーは、酵素が失活しており、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。
加熱済みのカリフラワーは凍ったまますり下ろすことで、加熱なしでソースやスープの材料としても使うことができます。

カリフラワーを使った食品の冷凍方法

生カリフラワー

袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍時の酵素反応による色や食感の変化を防ぐため、凍ったまま加熱調理に使う。
 

炒め物、茹でたカリフラワー

袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。
 

加熱済みカリフラワーソース

袋に入れて脱気包装をする。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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