バジルを冷凍・保存・解凍調理する方法
バジルの基本
バジルにはカロテンやビタミンEのほか、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。香り成分であるリナロールには、鎮静作用、食欲増進、抗菌作用といった効果があるといわれています。
葉の色が濃くてみずみずしいもの、葉先までハリがあるものがよいバジルとされています。この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。
バジルの旬は7~8月とされています。
バジルは酵素反応が少ないため、生の状態で冷凍をした後、凍ったままフードプロセッサーにかけたり、きざんだりして使うことができます。
解凍すると水分が流出して葉のフレッシュ感が失われてしまうため、凍ったまま調理しましょう。
バジルを使った食品の冷凍方法
生バジル
袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
凍ったままフードプロセッサーにかけたり、きざんだりして使う。
生ペースト
できたペーストを袋に入れて脱気包装をして冷凍。
解凍する場合は、流水解凍を行うか、凍ったまま加熱調理に使う。
炒め物、煮物
袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。
解凍する場合は、流水解凍、自然解凍、加熱調理。
野菜の冷凍・保存・解凍について、もっと詳しく知るには?
野菜は冷凍をすると、水分を維持する機能が失われてしまうため、食感が落ちてしまいやすい食品です。
葉物、根菜、いもなど野菜の種類に合わせた急速冷凍・保存・解凍の方法を詳しく紹介します。
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執筆・監修
鈴木徹
冷凍科学技術
冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。