「おいしい冷凍研究所」は急速冷凍の機械選び、コンサルティング、商品開発、マーケティングの情報発信メディアです。

あわびを冷凍・保存・解凍調理する方法

コリコリとした歯ごたえが魅力のあわびは、刺身や鮨ネタ、ステーキ、蒸しあわび、煮あわびとして楽しめます。そんなあわびを、急速冷凍を活用して冷凍・保存・解凍調理する適切な方法を紹介します。

あわびの基本

あわびは、コリコリとした歯ごたえが特徴的な高級食材です。日本で食用にされるアワビには、くろあわび、えぞあわび、まだかあわび、めがいあわびの4種があり、多少の差はありますがどれも高級食材です。
 
北海道南部から九州にかけての浅い岩礁域に生息しています。あわびの漁獲量のトップは岩手で全体の26%を占めます。宮城県、北海道、千葉県がそれに続きます(2015年現在)。年々漁獲量が減っており、各地で養殖が行われています。また、海外からの輸入も増えています。
 
コリコリの食感を十分に楽しめる、刺身や鮨ネタでの調理が一般的です。そのほか、ステーキ、蒸しあわび、煮あわびなどにしてもおいしく食べることができます。
 
あわびの旬は7~9月にかけてです。秋口の産卵期を前に身が太くなります。えぞあわびは他のあわびと比べて産卵期がやや早いので、春から初夏が旬となります。

 
 

あわびを使った食品の冷凍方法

あわびを丸ごと(殻付き)

袋や容器にあわびを入れ、水を張って冷凍(氷漬け冷凍)。下処理はしない。
解凍する場合は、氷ごと水に浸ける。
 

あわびを丸ごと(むき身)

袋に入れて脱気包装をする(脱気をしすぎるとドリップが出るので注意)。
もしくは、ラップ等で隙間なく包んで冷凍。
解凍する場合は、氷水解凍。
 

※注意※

生のあわびを冷凍・解凍すると身が柔らかくなり、歯ごたえが落ちてしまいます。
品質を高く保ちたい場合は、専門家へのご相談をおすすめします。
 

あわびのステーキ、蒸しあわび、煮物

袋に入れて脱気包装をする(脱気をしすぎると食品が潰れる場合があるので注意)か、ラップや包装材で隙間なく包んで冷凍。
もしくは、冷凍後にラップや包装材で隙間なく包んで保存してもよい。
解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。

 
 

貝・甲殻類の冷凍・保存・解凍について、もっと詳しく知るには?

冷凍すると乾燥しやすい貝・甲殻類を美味しく冷凍するポイントを紹介。乾燥を防ぐ方法や、食品に合わせた冷凍・保存・解凍方法などを詳しく紹介します。
【関連記事】殻がポイント|貝・甲殻類の冷凍・解凍・保存方法

関連記事