セントラルキッチンの開発による新規事業としての冷凍お好み焼き、冷凍焼きそば、冷凍もんじゃの開発・販売
株式会社アジルカンパニー
- 企業紹介
- 「わいず」の店舗名で埼玉県を中心に出店。一般消費者に対してお好み焼きや鉄板焼きを提供する会社です。現在は、FC店舗も入れると10店舗(うち8店舗は直営)を経営しています。
- プロジェクト期間
- 2021年7月〜 2022年8月
- 課題
- ①セントラルキッチンの開発 ②事業再構築補助金の活用
- 支援内容
- セントラルキッチン開発支援/機器選定/補助金申請支援
- 成果
- わいず桶川店の駐車場の一部を利用し小型セントラルキッチンを完成
プロジェクト前の課題
コロナ禍による大幅な来店客の減少を取り返すための新たな売上確保
コロナ禍による大幅な来店客の減少で、イートインだけに依存するビジネスモデルの転換を決意。これまで培ってきた自社の開発力を活かし、お好み焼きなどを冷凍食品として製造・販売することを検討していたが。しかし、その拠点となるセントラルキッチンに関してはどのように取り組んで良いのかわからず悩んでいた。
株式会社えだまめの支援
セントラルキッチンの要件、候補地の選定、機材の選定
事業転換の核となる「オリジナル冷凍お好み焼き」の製造に取り組むも、冷凍およびセントラルキッチンに関して十分な知見を有していなかったため、下記の支援を実施。①冷凍の基礎知識
②セントラルキッチンの要件の解説
③凍結実験と凍結機材の選定、包装機材の選定
④セントラルキッチンの図面の作成の支援
⑤補助金申請の支援
セントラルキッチンの設計支援
一般的に、セントラルキッチンの設計は厨房機器メーカーが行います。しかし、メーカーと言っても、冷凍機器や技術に関してに関しては十分な知識を有していないことが多々あります。そのため、メーカーのみの力でお客様の要望を確実に叶えることは至難の業と言えます。しかし、株式会社えだまめは数々のセントラルキッチン支援実績を持つため、キッチンや調理器具が持つ能力の把握。また、凍結・包装・保管という冷凍食品に関わる一連のフローにおけるバランス考慮し、適切な選定と設計を行いました。
成果
お店で食べたことがあるお客様も驚くフワフワの冷凍お好み焼きの開発・製造に成功
約20坪の敷地内に、コンパクトにまとまった小規模のセントラルキッチンが完成。小規模ながら動線、機材配置などがしっかりと考慮されており、使い勝手の良いセントラルキッチンが完成しました。お客様の声
圧倒的知識量とノウハウから、自社に最適をご提案いただき、新規事業のスタートを切ることができました!
コロナで激減した売上を新しい事業で取り返す計画は持っておりましたが、冷凍やセントラルキッチンに関する知識もなく「どこから検討して良いかも分からない」という状態でした。しかし、適切な厨房機器メーカーの選定や補助金申請の支援、また冷凍実験のサポートと常に伴走していただき、安心しながら プロジェクトを進めることが出来ました。あとはこのセントラルキッチンを最大限に活かせるように運営するのは私たちの務めだと思っております。しかし、初めての運営でもありますので、今後とも必要に応じてえだまめさんからは助言を得ようと思っております。