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【立ち上げから1年で2,500万円の資金調達を実現】プラントベース冷凍食品「Grino」の商品開発およびブランド構築

Red Yellow And Green 株式会社

企業紹介
Red Yellow And Greenはカラダにも地球にもやさしいプラントベース冷凍食品の定期配送サービス「Grino(グリノ)」で急成長中の注目企業。「地球とあなたに、おいしい選択肢。」をコンセプトに掲げ、サービスを提供しています。 ※プラントベースフードは、植物由来原料を使用した食品を指す。食感や味など、さまざま面からお肉や魚料理などを再現した食品にまつわる選択肢のひとつ。
プロジェクト期間
2020年11月〜 約1年間
課題
サラダ定期配送サービスの実績はあったが、冷凍食品に関しては全く経験がない中、冷凍食品の新規事業を立ち上げる必要があり、冷凍全般に関した知見が不足。
支援内容
商品開発およびOEMマッチング/ブランド構築
成果
プラントベースの条件に合う商品開発に成功。さらに、製造可能なOEM工場を複数社マッチング。また、販売に際して、創業者の思いやコンセプトを整理し、ネーミング、ロゴ、デザインなどのブランドを構築し、定着させた。
プロジェクト前の課題

プラントベースの冷凍宅配便の新規事業の構想はあるものの、冷凍食品事業に携わった経験がなく、最適な方法やプロジェクトの進め方に悩んでいた。

きっかけは、創業者の同僚。創業者の細井社長は、同僚の大きな病をきっかけに、食事と健康について深く考える機会を得ました。。同僚の病から「食べるものがカラダを作り、食べるものが逆に体を壊してしまう」ということを知り、食事への重要度が急速に高まりました。 「忙しく社会や家族のために働いている人がカラダを壊して、時には働けなくなってしまうようなことを起こしたくない」という思いが強くなり、まずはオフィス向けに「サラダの定期配送福利厚生サービス」をはじめました。 その後、事業は順調に拡大していましたが、コロナ禍の影響により売上は減少。リモートワークなど、出社を控える企業が増加した世間の流れが原因でした。そして、事業の方向転換を余儀なくされました。それからは試行錯誤の毎日。来る日も来る日も新事業について議論を続けました。そしてたどり着いたのが、地球にもカラダにも良い「プラントベースフード」でした。 プラントベースフードは地球環境への負荷が低く、自分の子供達の未来にとっても良い事尽くし。健康だけでなく地球という大きな規模で会社が貢献できる取り組みです。細い社長は「いま自分ができることとして取り組みくむべき事業だ」と確信しました。 その結果、地球にやさしく、さらに冷凍で手軽に食べられて、そして美味しい。そんな「プラントベース冷凍食品事業」を立ち上げることにしました。 しかし、冷凍食品や冷凍に関する知見も経験もないため、この分野に強みをもつ株式会社えだまめに問い合わせをいただき、支援がスタートしました。
株式会社えだまめの支援

プラントベースに合わせた冷凍食品の商品開発およびOEM製造委託

株式会社えだまめが主体となり、冷凍食品の製造が可能なOEM工場をマッチング。また、プラントベースのレシピ開発のための情報を整理し、それをもとにOEM工場と商品開発を進めました。さらには工場との試作品の改良アドバイス、取引条件などの交渉サポートをを実施しました。

コンセプトの整理とブランド構築、デザイン制作

プラントベース冷凍食品における創業者の想いを整理し、コンセプトの企画案を複数提出。さらに、ターゲット層に対する受容性調査を実施し、その結果を基に具体的なコンセプトを立案しました。立案したコンセプトからブランドイメージを作り上げ、サービスのネーミング(homeal)、ロゴなどのデザインを制作し、ブランド構築に成功しました
成果

立ち上げからわずか1年で、2,500万円の資金調達を実現

立ち上げからわずか1年で、2,500万円の資金調達を実現しました。株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」を通じた募集での資金調達です。また、発売から1年半後には海外進出も実現しました。 冷凍食品分野への初の取り組みで「何から始めてどう進めて良いかわからない」と悩むクライアント様に対して、株式会社えだまめは新規事業立ち上げまでのタスク管理およびスケジュール化、全体のプロジェクト進行をリードしました。冷凍食品の商品開発およびブランド構築、プロジェクト進行までトータル的にサポートすることで、最短かつ最適な進行を提供します。
お客様の声

アイデアを実現させるワンストップソリューション的支援

「やりたいことのアイデアはあるのに、それをどどうやって具現化したらいいかわからない」という課題を抱えていました。しかし、たまたま自分のアイデアに近い構想のサービスをえだまめさんがサポートしていたということを知り、冷凍生活アドバイザーの西川さんにメールでコンタクトを取ったところ、お話を聞いてもらえることになりました。 話し合いの場では、実現したいサービスアイデアを丁寧にヒアリングいただき、スケジュールの設計や相性が良いと思われるOEM工場の紹介などの技術的なサポートをいただきました。また、技術面だけでなく、サービス名やデザイン等、マーケティング面でのサポートもあり包括的に支援していただけるワンストップソリューション的な価値を感じました。