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【メディアへの掲載多数!】渋谷発祥「映えるシカゴピザ」の店舗展開・外部販売に向けた冷凍食品化への取り組み

株式会社DIJ

企業紹介
渋谷で「Untitled(アンタイトル)」という飲食店を運営する同社。提供するシカゴピザが「映えるシカゴピザ」として、多くのテレビ番組に取り上げられ、なかでも若年層から多くの支持を集めています。
プロジェクト期間
2021年10月〜 約1年
課題
①シカゴピザのOEM生産か自社生産の選択 ②自社生産の場合の冷凍食品としての開発に必要な要件 ③資金的な要件
支援内容
小規模セントラルキッチン/機材選定/冷凍実験/補助金申請支援
成果
冷凍シカゴピザ製造のための小規模セントラルキッチン製作。急速凍結機を活用した冷凍シカゴピザの商品開発を経て、自社ネット販売や冷凍自販機用商品としての卸販売にも着手。
プロジェクト前の課題

シカゴピザを製造できる人間が限られていたため、多店舗展開や外部からの卸販売の要望に応えることができず、商機を逃す可能性を懸念。

多くのメディアにシカゴピザが取り上げられたことで、他の飲食店から卸販売の依頼を受けていました。

しかし、ピザを製造出来る人間がアンタイトルの店長に限られていたため、自店での提供で精いっぱいの現状。また、自社における今後の店舗展開も検討出来ない状況でした。

そこで、シカゴピザをOEMで提供してもらうことを考え「冷凍シカゴピザOEM供給先がないか」とリサーチを開始しました。しかし、リサーチを進める中で「そもそもシカゴピザが冷凍食品として商品化できるのか」と疑問を持ち、冷凍の専門家から見解を求めるためにえだまめ社に相談しました。
株式会社えだまめの支援

「OEMとか自社生産か」選定と冷凍食品としての実証

シカゴピザが持つ商品の特殊な形状、製造の手間を考えるとOEM委託先の確保は困難でした。

また、仮に委託先が見つかっても製造の工程を考えると仕入価格もかなり高くなることが想定されます。そのため、えだまめ社としては自社生産を進めました。さらに、自社生産の場合は該当商品が「そもそも冷凍食品化に耐えられるか」を検証する必要があるため、冷凍実験も行いました。

自社生産に向けてのファイナンス支援および生産用小規模セントラルキッチンの開発支援

自社生産拠点の開発のためのファイナンスとして、補助金申請の支援を行いました。また、同時に生産拠点の小規模セントラルキッチンの開発の支援として図面作成、適正な機材の選定を行いました。
成果

小規模セントラルキッチンの開設と冷凍シカゴピザのネット販売、卸販売の開始

なるべく費用を抑えた設備にするため、セントラルキッチンの新設や大幅な内装工事を行わずに済む「居ぬき物件の活用」で生産設備を実現しました。冷凍シカゴピザの商品開発も無事に完了し、現在は販売に至っております。

さらに、その後はえだまめ社のネットワークを活用し、冷凍自動販売機や無人販売などの事業者に商品紹介を実施。販路開拓に向けた支援を行っております。

お客様の声

無事に自社でシカゴピザを生産することがスタートできました。

えだまめ社に相談した当初は「シカゴピザをOEMで受けてくれるところはないか」と考えて、アドバイスをいただこうと考えておりました。かつて、自社で冷凍シカゴピザをトライしたのですが上手くいかなかったこともあり、自社での冷凍食品化への確信はなかったため。

「まさか自社で生産するなんて」と驚きと不安に包まれました。しかし、無事に生産拠点も完成して最終的に、シカゴピザをパート社員の方でも作れるように体制整備を行いました。また、その他の商品開発や急速冷凍機の活用もできるようになり、可能性が広がったように思います。

えだまめ社の提案通り自社生産を決断して良かったです。