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豚ホルモンを冷凍・保存・解凍調理する方法

豚ホルモンの基本


豚ホルモンは、豚の内臓全般を指します。
部位によって用途は様々ありますが、内臓系は雑菌が付着しやすい部位ですので、熱をしっかりと通す調理法が求められます。
 
ホルモンは脂肪が少ない部位で、低カロリーです。また、鉄や亜鉛といったミネラルや、ビタミンB12、ナイアシンなどの栄養素が豊富に含まれています。
 
枝肉と違い酵素の働きが活発であり、また雑菌が付着しやすい部位です。変質や腐敗が進みやすいので、新鮮な状態で冷凍し、解凍後は速やかに調理する必要があります。新鮮なものは色艶のよいのが特徴です。
 
日持ちがしない部位であることから、大半は冷凍で流通が行われています。

豚ホルモンを使った食品の冷凍方法


未加工、焼肉用


袋に入れて脱気をするか、隙間なくラップ等の包装材で包み冷凍。
脱気包装する場合は、強く空気を抜きすぎるとドリップが出ることがあるので、脱気は適度にとどめる。
解凍する際は、冷蔵庫解凍もしくは氷水解凍。
凍ったまま加熱調理してもよい。
 

下茹で、煮込み


煮込みは汁ごと袋に入れて脱気して冷凍。
下茹では袋に入れて脱気をするか、隙間なくラップ等で包み冷凍。
解凍する際は自然解凍、流水解凍、加熱調理。

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