羊肉(ラム)を冷凍・保存・解凍調理する方法
羊肉(ラム)の基本
ラムとは、生後12か月未満の羊肉のことです。
ラムは牧草を食べた期間が短いため、比較的味のクセが少ないのが特徴です。また、筋肉も十分に発達していないため、柔らかい肉質をしています。ジンギスカンや煮込み、ロースト、バーベキューの材料としてよく用いられます。
新鮮なものほど、赤身部分はきれいな赤色をしており、脂肪は真っ白です。赤身が黒ずんでいたり、脂肪が黄色になっていたり、ドリップが多いものは避けましょう。
新鮮さを長く保ちたい場合は、鮮度が良いうちに冷凍保存をするとよいでしょう。
羊肉(ラム)を使った食品の冷凍方法
未加工、ジンギスカン・バーベキュー用
袋に入れて脱気をするか、隙間なくラップ等の包装材で包み冷凍。
脱気包装する場合は、強く空気を抜きすぎるとドリップが出ることがあるので、脱気は適度にとどめる。
解凍する際は、冷蔵庫解凍もしくは氷水解凍。
凍ったまま加熱調理してもよい。
煮込み、ロースト
煮込みは汁ごと袋に入れて脱気して冷凍。
ローストは袋に入れて脱気するか、ラップ等で隙間なく包んで冷凍。
解凍する際は自然解凍、流水解凍、加熱調理。
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執筆・監修
鈴木徹
冷凍科学技術
冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。