冷媒
冷媒(れいばい)とは、冷凍機や冷房などにおいて、熱を移動させるために用いられる物質です。
冷凍装置内を循環して、冷やす対象から熱を奪い、外部へその熱を放出させる役目を担っています。
冷媒に求められる性質としては、熱伝達効率が高さのほか、人体や環境に対し安全であること、経済性が良いことが挙げられます。
そのため、一般的にはフロン、アンモニアや炭化水素、二酸化炭素などが冷媒として用いられています。
急速冷凍機(急速凍結機)などは、冷媒を機体の中で何度も利用しながら冷却を行ないます。この原理を冷凍サイクルと呼びます。
冷凍サイクルでは、一般的に、冷媒液の蒸発、冷媒蒸気の圧縮、凝縮(液化)、減圧(膨張)、蒸発を繰り返します。
冷凍サイクルの結果、冷媒液を蒸発させる蒸発器は、気化熱によって常に低温を維持することが可能となります。
食品を冷凍する急速冷凍機には、こうした冷凍サイクルが組み込まれています。
【参照】
『新版 食品冷凍技術』(社団法人日本冷凍空調学会、2009)
冷凍装置内を循環して、冷やす対象から熱を奪い、外部へその熱を放出させる役目を担っています。
冷媒に求められる性質としては、熱伝達効率が高さのほか、人体や環境に対し安全であること、経済性が良いことが挙げられます。
そのため、一般的にはフロン、アンモニアや炭化水素、二酸化炭素などが冷媒として用いられています。
急速冷凍機(急速凍結機)などは、冷媒を機体の中で何度も利用しながら冷却を行ないます。この原理を冷凍サイクルと呼びます。
冷凍サイクルでは、一般的に、冷媒液の蒸発、冷媒蒸気の圧縮、凝縮(液化)、減圧(膨張)、蒸発を繰り返します。
冷凍サイクルの結果、冷媒液を蒸発させる蒸発器は、気化熱によって常に低温を維持することが可能となります。
食品を冷凍する急速冷凍機には、こうした冷凍サイクルが組み込まれています。
【参照】
『新版 食品冷凍技術』(社団法人日本冷凍空調学会、2009)
執筆・監修
おいしい冷凍研究所 編集部
株式会社えだまめ