「おいしい冷凍研究所」は冷凍食品ビジネスに特化した
株式会社えだまめが運営するサービスサイトです

冷凍新規事業コンサルティング

冷凍食品事業に初めて取り組む方を対象に、冷凍事業に特化した知見に基づいたワークデザイン、機材・OEM製造先の調達などをトータルサポートする専門サービスです。

冷凍ビジネスの専門家である私たちが、他にはない知見とノウハウで新規事業・商品開発を成功へと導きます

産業用冷凍技術に特化したサービスを提供している弊社は、冷凍技術を活用したサービス開発を支援しています。具体的な支援内容としては「冷凍新規事業の立ち上げ」、「急速冷凍機の販売」、「小規模セントラルキッチンの立ち上げ」、「補助金申請支援」などが挙げられます。

特に当社が得意とするのは、初めて冷凍食品事業に取り組む方を対象にした、冷凍新規事業の立ち上げ支援です。冷凍事業ならではの事業立ち上げに必要なポイントを把握しているので、無駄な出費や失敗を避けながら、事業を前進させるサポートを提供します。

よくあるお悩み

冷凍食品の新規ビジネスが初めてで、何をどう検討していいか迷っていませんか?

弊社は冷凍ビジネスに特化したコンサルティング会社です。事業計画の策定支援や調達先の確保、法令対応や食品事故への備え、マーケティング、ブランディングなど冷凍事業の立ち上げに必要なあらゆることをサポートします。

もし以下のようなお悩みがあれば私たちへご相談ください。

  • 冷凍食品の新規ビジネスについて、大きな落とし穴を回避し、成功の確率を高めたい
  • 食品の冷凍技術に関して、間違った情報を正しいと思ってる可能性がある
  • OEM先や関連する調達先を探していて、紹介してほしいと思っている
  • 冷凍食品の新規ビジネスを始めたいが、食品事故などで不安
  • 冷凍食品の新規ビジネスを立ち上げるにあたり、社内稟議に必要なエビデンスを探している

お悩みを解決できる
3つの理由

理由①おいしさとビジネスを両立させる「システム冷凍」の知見

弊社が大切にしている考え方が、システム冷凍です。システム冷凍とは、「素材・前処理」→「凍結」→「貯蔵・輸送」→「解凍・調理」の4つのポイントを押さえて、冷凍の前段階から解凍・調理までの一連の流れを最適化しようという考え方です。

冷凍食品を製造する際「凍結」が重要だと考える人が多いでしょう。また、急速冷凍機を購入するだけで高品質な食品が届けられる......と考える方が多いですが、これだけでは不十分です。

実際には、「素材と前処理」「凍結」「貯蔵と輸送」「解凍と調理」という4つの要件を最適にこなすことが、おいしい冷凍食品をつくり届けるためには必要です。

弊社では、食品冷凍に関する正しい知識を「システム冷凍」という体系にまとめ、冷凍食品事業における課題に対して適切なアドバイスを提供しています。この考え方を用いることで、より美味しく、安全に、低コストで冷凍食品を製造することができるようになります。

システム冷凍とは

学術的に正しい知識をベースに、機材メーカー等とのネットワークを活用し、クライアントのニーズに合わせた最適な提案を行います。クライアントの冷凍ビジネスの成功を最優先に考え、中立的な立場から支援しています。

正しい冷凍知識を見る

理由②冷凍食品ビジネスを0から100まで包括した支援メニュー

弊社のコンサルティングサービスは、プロジェクト設計、マーケティング戦略設計、調査・実証、調達、ブランディング設計という領域で包括的な支援を提供しています。

冷凍コンサルティング

プロジェクト設計

冷凍事業立ち上げの難しさは「何を、どういう順序で検討していいかわからない」というプロジェクト設計にあります。モノゴトの検討順、個別の検証の進め方、適切な外部専門家の活用、予算設計などプロジェクト進行の土台となる計画が必要です。

プロジェクト設計ができないと、スケジュールも予算も適切な人員のアサインもできません。社内の稟議をつくる、資金調達のための根拠となる見積もりをあつめる、適切なチームを構築する。これらのプロジェクト設計に冷凍事業の特性を掛け合わせることで、スピードを上げ成功確率を高めることに貢献します。

具体的には以下のようなことを行っていきます。

ワークデザイン策定
状況に応じて支援内容をカスタマイズして、自社の状況に合わせたベストプラクティスをご提案します。
社内提案(上申)支援
社内提案・稟議に必要な資料作成からご支援しています。
予算設計
コンサルティング見積もりや、その他調達に関する見積もりも作成しトータルの予算感や相場を把握できます。

マーケティング戦略設計

食品事業においてマーケティングは非常に重要です。「おいしいだけ」「健康に良いだけ」の商品はすでに世の中にありふれています。似たような商品がすでに世の中にあることを前提にして、自社の強みをモノ・情報やデザイン・コストなど多面的に設計することで、他社との差別化をしていく地道な作業が重要です。

BtoC商品に限らず、業務用のBtoB商品についても同様です。販売先が卸売で法人相手であっても、食べ物は必ず最後は個人の口に入ります。生活者にとっての価値と、それを調理したり販売したりする人の価値を考えながら、マーケティング戦略を構築することが必要です。

具体的には以下のようなことを行っていきます。

STP/4P/3Cなどの設計
マーケティング戦略の設計と実行を支援するために使用されるフレームワークを用い、顧客を中心に据えたセグメントやターゲットの選定、自社製品やブランドの差別化など、重要な要素を考慮しながら戦略を構築します。
冷凍に特化した環境/トレンド分析
冷凍に特化した環境/トレンド分析により、市場の成長潜在性や需要動向、技術革新の可能性、持続可能な取り組みの方向性などを把握します。これにより、冷凍技術の最適な活用やマーケットでの競争力を向上させるための戦略立案や意思決定を行います。
システム冷凍の知見の提供
システム冷凍とは、「素材・前処理」→「凍結」→「貯蔵・輸送」→「解凍・調理」の4つのポイントを押さえて、冷凍の前段階から解凍・調理までの一連の流れを最適化しようという、弊社が最も重要視する考え方です。弊社は、システム冷凍の考え方を基に、一貫した品質管理と顧客満足度の向上に取り組んでいます。
製造方法設計
OEMか自社製造かの判断を行います。相場感やリスクを洗い出し、具体的な調達先(工場)との商談を設定します。

調査(定性調査・定量調査・デスクリサーチなど)

商品そのものをおいしく作れるか、マーケティングも含めて魅力的に顧客に届けられるか。これらについて仮説を作った後には調査を行うことを推奨しています。

よく知られている商品でも、冷凍食品にした時に顧客が期待するものは違ってきます。お店で食べるときの期待と、家で食べる時の期待は少し違ってくることは多々ありますし、コストダウンをする時に「削っても顧客が受け入れてくれる点はどこか」を見つけるためにも、顧客の声は重要です。

具体的には以下のようなことを行っていきます。

1次仮説の検証(定性調査)
「こんなものを作りたい」というアイデアを顧客にぶつけて、仮説の妥当性を確認するための重要なステップです。主にデプスインタビュー形式で、ペルソナに近い方の話を伺ったり、試食に協力いただきながら方向性を探ります。
2次仮説の検証(定性調査)
1次仮説に市場性があるのかを把握するために行う定量アンケート調査です。ペルソナの人は良いと言ってくれたけれど、ニッチ過ぎて市場が十分にないといったリスクを避けるために市場規模を推計する目的で行います。
デスク調査
デスク調査は、既存の文献、市場レポート、統計データ、業界のトレンドや規制などの情報を収集し、分析します。多くの冷凍食品には類似品が存在するので、通販などで取り寄せて試食したりパッケージを研究することなどから学べることも多いです。

調達

実際に食品を製造するだけでなく、倉庫・物流・包材・ドライアイスなど冷凍事業に関連して外部から調達が必要なものはたくさんあります。

これらはすべてコストになりますが、一方で重要なところにはしっかりとお金をかけ、そうでないところは抑えるというメリハリがとても重要になります。冷凍事業の利益を左右するこのプロセスについて、専門的な立場からアドバイスをします。

具体的には以下のようなことを行っていきます。

急速冷凍機等の代理販売
自社で食品製造を行う場合、急速凍結機や真空包装機などを調達する必要があります。当社は複数メーカーの並行代理店なので、ニーズに合わせてコストパフォーマンスが良い機器をご提案します。
OEM工場の探索や選定
食品を外部の工場に製造委託するOEM製造を選ぶ場合、当社のパートナー工場をご紹介することも可能です。最近は冷凍食品需要の高まりから、多くのOEM工場が繁忙になっています。その中で貴社のニーズに合う工場を見つけ出し、一緒に説得していくお手伝いをいたします。
倉庫、包材、CSなどの調達検討
冷凍食品は数ヶ月から1年以上を冷凍倉庫の中で過ごします。この期間にも少しずつ商品は劣化しますし、保管費がかかるため少しずつ原価が上昇していきます。またBtoC事業ではお客さまの細かいニーズに合わせたアセンブリなどに応えることで満足度を高められます。これらを検討しながら、サービス全体の品質をどう高めるかを検討します。

ブランディング設計

商品の機能的な価値、情緒的な価値を設計し、トータルの体験としてお客さまに満足してもらうためのブランディング設計をサポートします。ワークショップなどを通じて一緒に体験設計を行いつつ、デザインパートナー企業と一緒にロゴやパッケージ等をつくるところまでサポート可能です。

具体的には以下のようなことを行なっていきます。

製品のブランディング
ブランディングで最も大事なのは「見た目」ではなく「価値の設計」です。商品のスペックに代表される機能的価値、商品を買ったり食べたりすることで得られる気持ちを表す情緒的価値、そしてそれらを統合した体験価値を言語化して設計します。「正解」がない領域なので、ワークショップ形式で一緒に考えるスタイルで進行します。
デザインパートナー設計
ロゴやパッケージ、SNSで使う画像など、表層的なデザイン制作を行います。デザインコンサルティング会社SEESAW (https://seesaw-design.co.jp/)と連携し、これまでも数々の食品ブランドの立ち上げを行ってきた実績があります。

理由③食品事業が初めての企業を成功へ導いた複数の実績

大企業の新規事業から、飲食店が空き時間に取り組む小規模な冷凍食品製造、またIT企業のサブスク事業など、様々な冷凍新規事業の支援実績があります。特に、食品事業が初めてというお客さまの支援実績が豊富であり、初めてでも安心してご相談いただけます。

お問い合わせ

冷凍事業への疑問を解決し、成功への具体的な道筋を示します

お電話でのお問い合わせ
平日9:00〜17:00
050-1807-7773

冷凍技術の専門領域に精通した知見と、自社事業の経験に基づくノウハウがあります

成田博之

冷凍事業コンサルティング

冷凍を活用した新規事業立ち上げ支援に多数の実績。マーケティングやブランディング・デザインにも強く、戦略立案から実行までをトータルで担当可能。SAKEICE事業の責任者でもあるため、アイスクリーム事業についても詳しい。

鈴木徹

冷凍科学技術

冷凍の研究者として圧倒的な実績と知見を持つ研究者。研究だけにとどまらず、企業向けのコンサルテイングや行政に対するアドバイザリーなど実績多数。

山本純子

冷凍食品のトレンド

冷凍食品業界紙での経験と知見をベースに活躍する、冷凍食品ジャーナリスト。現在も「冷凍食品エフエフプレス」をプラットフォームに活躍中。

中浜敏弥

品質管理・食品表示

衛生・品質管理コンサルタントとして実績多数。法令対応、実務への落とし込み、監査対応など多岐にわたる品質管理業務を社外から支援できるプロフェッショナル。

田中友一郎

OEM商品開発・コスト削減

急速冷凍機など個別のハードに詳しいだけでなく、セントラルキッチン設計を通じて総合的なコストダウンを図るプランニングなどに強み。特に飲食店を改装した小規模なセントラルキッチン立ち上げには実績多数。

冷凍に関する対外発表の実績

弊社は、民間企業向けのコンサルティング業務に限らず、行政案件や学会誌・専門誌への寄稿、さらに各種講演や講義の実績も豊富です。具体的には、以下のようなプロジェクトに取り組んで参りました。

  • 食品産業グローバル展開推進事業 海外展開における事業可能性調査・実証支援事業(農林水産省)
  • 青森県冷凍食品産業振興アドバイザー事業(青森県庁)
  • GFP加工食品部会(農林水産省/アクセンチュア)
  • 海外輸出に向けた賞味期限延長の実現(京都府 農業会議)
  • 冷凍食品の国内市場動向​(北海道立総合研究機構)
  • マーケティングリサーチ(信州大学/信州フードスペシャリスト育成プログラム)
  • マーケットから見た「ユニークな冷凍食品」(日本食品科学工学会第65回大会「産官学連携シンポジウム」)
  • サラダはどのようにして食卓の中心になったのか?「時代を写す鏡」としてのサラダ(第三回サラダシンポジウム)

これらの知見も活かしながら新規事業の成功をサポートします。

自社の冷凍事業から得られた本当に使えるノウハウを提供

弊社は、自社でも「SAKEICE」というアイスクリーム事業を展開しています。アイスクリームは製造だけでなく、保管や輸送なども最も難しい冷凍品の一つとされており、特にアルコールを含む製品は凍りにくく溶けやすいという課題をクリアする必要があります。

SAKEICE事業には飲食店モデル、卸売モデル、輸出〜現地製造モデルが全て含まれており、弊社もこれらの当事者として事業を継続しています。この自社事業があることで、最新の情報に常に触れつつ、新事業に挑戦する皆さまと同じ目線感を大事にしながら、コンサルティングサービスに磨きをかけることを心がけています。

よくあるご質問
Q1. 相談前に事前に準備することはありますか?

弊社では、お客さまが実現したいことや目標とする指標についてお聞きし、より適切なアドバイスをすることができます。具体的には、売上規模やコストダウンの幅など、お客さまが検討してきたことについて詳しくお聞きします。また、必要に応じて、資料などを確認することも可能です。お客さま情報の保護のためにも、秘密保持契約の締結を行いますのでご安心ください。

Q2. 会社の規模はどれくらい(社員の数、生産数)から依頼できますか?

弊社では、個人事業主から上場企業まで、幅広いお客さまのご相談を受け付けています。特に小規模事業者の方には、補助金や融資制度などの支援を提供しています。まずはお気軽にご相談ください。

まずはお気軽にお問い合わせください!

冷凍コンサルティングについてご興味のある際は、お気軽にお問い合わせください。
お電話や公式LINEでのお問い合わせも受け付けております(平日9:00-18:00)。