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商品開発や調理に活かせる資格「冷凍生活アドバイザー」とは

日本野菜ソムリエ協会の資格「冷凍生活アドバイザー」は冷凍解凍の基礎を学び、試験を突破した人に与えられる民間資格。資格取得のための講座を受けるなかでどんな食材の冷凍について学べるのか。資格をどんな場面で活かせるのか。冷凍生活アドバイザーであり冷凍食品開発のコンサルタントとして活躍するベフロティ株式会社代表の西川剛史氏に解説していただきました。

日本野菜ソムリエ協会の認定資格

冷凍生活アドバイザーは「腐敗によってロスしやすい野菜を中心に、食品を長くおいしく楽しもう!」という発想をきっかけに、2016年に生まれた日本野菜ソムリエ協会認定の資格です。
 
講座では私が講師をつとめ、「冷凍解凍の基礎」「野菜・果物の冷凍解凍」「肉・魚・その他の食品の冷凍解凍」について3回の授業で学んでいただきます。講座の最後にはご自身で考えていただいた冷凍レシピの提出と試験を経て、合格すれば資格を取得できます。
 
冷凍の分野は、家庭で役立つ冷凍のレシピ本以外は、テーマが非常に限定された論文集のような専門書が多く、わかりやすい「基本書」となるようなものがないため、独学が非常に難しいことが特徴です。
 
そのため、冷凍について学びたい方がはじめて受講するにはぴったりの講座といえるでしょう。
 
冷凍生活アドバイザーの資格取得の勉強をすることで冷凍の基礎が身に付きますので、家庭での調理で冷凍を活用したい方だけでなく、料理研究家の方、飲食店の料理人の方、食品メーカーにお勤めの方にも役立てていただける講座だと思います。

 
 

「冷凍生活アドバイザー」になると何ができる?

日本野菜ソムリエ協会では、冷凍生活アドバイザーを「食品を賢く冷凍することで、美味しく健康的で豊かな食生活を実現する人」と定義しています。
 
賢く冷凍を活用できるようになると、食品を「美味しく」「無駄なく」「簡単便利」に使えるようになり、廃棄ロスの減少や飲食店や食品販売店での仕込みを軽減したりすることができます。
 
仕込みの時間をずらす工夫にも使えるので、深夜や早朝の作業が発生している場合は、冷凍のノウハウを使って日中に作業を振り替えることもできるでしょう。

 
 

冷凍・解凍の基礎を学んで、失敗を減らそう

資格取得のための講座では、食品を冷凍・解凍する際に起こる現象の基礎について学べます。基礎を学べば、冷凍・解凍の際に起こるさまざまな現象について、論理的に考え、判断することができるようになるでしょう。
 
知識がないまま冷凍・解凍を行うと、「霜つき」「冷凍焼け」「ボソボソ、シナシナ、スカスカになるなどの食感の悪化」などさまざまな失敗をしやすくなります。こんにゃくや豆腐、カマボコなど、家庭用の冷凍庫ではどうしても食材の状態が変化してしまう食品もあります。
 
これらの現象が「なぜ起こるのか」を知ることで、想定外の食材の変化を防ぎ、日々の生活や仕事に活かしていきましょう。

 
 

講座で冷凍・解凍方法を学べる食材

講座では、基礎知識を学んだあとに、具体的な食材の冷凍・解凍法を学ぶことができます。取り上げる食材は、野菜、果物、肉、魚、ご飯、パンなど多岐にわたります。
 
もし、ご自身で確認したい食材の冷凍・解凍方法があれば、授業の前後に質問することもできます。また、個別の食材の冷凍・解凍方法を学んでいくことで、似た性質の食材の冷凍・解凍方法についても推測できるようになるでしょう。

 
 

渋谷教室を中心に全国の主要都市で講座を開催中

「冷凍生活アドバイザー」の資格取得のための講座は、日本野菜ソムリエ協会の渋谷教室で定期的に受講者を募集しています。
 
最近では、東京だけでなく大阪や札幌など全国の主要都市での講座開催も始まりました。
 
募集中の講座は日本野菜ソムリエ協会の冷凍生活アドバイザーの特設ページに掲載されているので、お住まいや予定に合わせて申し込むことができます。
 
みなさんのご参加をお待ちしています!

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