冷凍・保存・解凍の基礎 おいしさそのまま|スープ・汁物・カレーの冷凍・解凍・保存方法 目次 冷凍・解凍による影響が少ないスープ・汁物・カレー 炭水化物や荷崩れしやすい具には注意 冷ます過程で風味が失われないよう冷凍しよう 冷凍・解凍による影響が少ないスープ・汁物・カレー 汁気の多い食品は、汁気によって乾燥しにくく、冷凍に適した食品だといえます。 パウチに汁を流し込んだうえで、熱が中心部まで早く伝わりやすいよう平たく包装し、ブライン冷凍機の液体に漬け込むなどして凍結します。 炭水化物や荷崩れしやすい具には注意 ただし、汁物の中に水分を吸って伸びやすい炭水化物が入っていたり、煮崩れしやすい食材が入っている場合は、あらかじめ別包装にしてそれぞれで解凍・調理を行うようにしましょう。解凍時に食材が水分を吸って食感が悪くなるのを防ぐことができます。 冷ます過程で風味が失われないよう冷凍しよう また、カレーなどスパイスの風味が重要な食品は、常温で放置すると風味がどんどん飛んでしまうため、調理後できるだけ早く凍結を行うことが必要です。 熱い食品を冷凍機に入れると凍結の効率が落ちてしまうので、パウチに詰めた液体を氷水に入れて冷ます工程を経るなど、凍結前にも早く品温が下がるように工夫することが必要です。 執筆・監修 おいしい冷凍研究所 編集部 株式会社えだまめ